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平成28年第4回定例会一般質問


平成28年第4回定例会一般質問 「市長公約について」

「産業振興について」

2017/01/16 古河市議会議員 園部 増治

平成28年第4回定例会一般質問

14番議員、真政会の園部増治です。議長のお許しをいただきましたので質問通告に従い「市長公約について」と「産業振興につい て」の 2 件につき一般質問を行います。 まず「市長公約について」でありますが、針谷市長におかれまし ては、昨年 11 月 27 日に行われました市長選挙におきまして激戦を制し、市長に当選されました。 お祝いを申し上げますとともに、市民の力となって市政運営にご尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。

今回の市長選挙でありますが、私は事実上 8 月 5 日の読売新聞の報道から始まったといっても過言ではないと思います。

新聞報道によりますと 「12月の任期満了に伴い、予定されている古河市長選に、市議の針谷力氏(55)が、無所属で立候補する意向を固めたことが4日、わかった。 針谷氏は取材に対し「合併して 10 年がたち、これからのまちづくりを考えると、行き当たりばったりで明確なビジョンを持たない姿勢では生き残れない。市民の間にも現市長に反発する動きが広がっていると感じた。」と語った。と報道されました。

選挙戦におきましては、特に、合併時の新市建設計画を着実に実行していくこと、子育て支援、医療の充実、国・県との連携などの公約を中心に「合併して良かったと思えるまちづくり」を目指していくことを市民に訴えてきました。

市長のこのような心からの市民に対する訴えが市民の共感を呼び、今回の結果に結びついたのではなかろうかと考えますが、今回の選挙戦を振り返り感じたことと、これからの抱負についてまずお伺いをいたします。

次に今回の公約に示されました中からお伺いをいたします。新市建設計画の中の先導的プロジェクトについて「市民の夢がかなうまちづくり」として公約に示されました。

①南古河駅の設置 ②筑西幹線道路の整備 ③高等教育機関の誘致 ④産業文化拠点の整備

であります。

新市建設計画につきましては、市長自身が合併協議会の委員もしていたということもあり、強い思い入れがあるのではなかろうかと考えます。

私もこれらのプロジェクトは、古河市の将来にとって大変重要なプロジェクトであると考えております。

①南古河駅の設置につきましては、その前提となる大堤南部地区 土地区画整理事業が平成 8 年に都市計画決定をうけていただいておりますが、その後進展しておりません。

②筑西幹線道路につきましても名崎工業団地から柳橋北交差点までは開通をしておりますが、南古河駅まで西に延伸させる計画にな っておりますが、4年間全く伸びていません。

③高等教育機関の誘致につきましてもぜひ私立校の誘致にも目指せたらいいと思います。

④文化交流拠点に位置付けられている古河駅東部土地区画整理事業につきましても、大きく遅れてしまい、残念であります。

このような新市建設計画にうたわれている「先導的プロジェクト」の推進については、どのように考えるかをお伺いいたします。

2 件目は「産業の振興について」特に今回は「農業の振興について」お伺いいたします。

農業の振興につきましては本年第 2 回定例会におきましても質問をいたしましたが、新市長に変わりましたので改めてお伺いをいた します。

第 2 次総合計画によりますと、古河市の農業は、利根川、渡良瀬川が生み出した、肥沃な土地と、東京都心から50~60㎞圏に位置し、交通利便性が高いという特性を生かし、これまで都市近郊型農業として発展し、稲作や野菜作りが盛んにおこなわれてきました。

しかしながら、全国的な傾向と同様に、農産物価格の低迷や農業従事者の高齢化、後継者不足などによる耕作放棄地の増加などが進行し、古河市の農業も厳しい環境にあります。

近年では、経営規模拡大による法人化も見られ、認定農業者の支援とあわせて担い手の育成を進めていますが、今後とも地域農業の担い手となる認定農業者や新規就農者の育成・支援を進めるとともに、経営の安定化を図っていく必要があります。

また、農地には、生産の基盤としての機能を基本として、自然環境の保全機能、防災機能など様々な多面的役割があることから、今後も優良農地を計画的に保全するとともに。耕作放棄地の現状を把 握し、その発生防止及び解決に向けた取り組みの継続が必要となっています。

さらに農産物に対する消費者の安心・安全志向や高品質志向が高まっていることから、生産者の顔の見える農産物直売・加工販売や「地産地消」を推進するとともに、県銘柄産地指定を受けた地場産野菜を使用した加工品の開発支援などを通じ、地域ブランドを育成していくことが今後の課題となっています。

このように記載されておりますが、市長の考える農業振興に対するご所見をお伺いいたします。

次に土地改良事業の推進についてお伺いをいたします。市内の土 地改良施設は古いものでは昭和初期から、大半が昭和 50 年代から平成の初めにかけて整備されております。30 年から 40 年が経過をしており老朽化してきております。順時、更新をしていただいているところはありますが、まだまだ追いついていかないのが現状であります。土地改良施設の長寿命化には大きな予算がかかりますので、国・県の予算を取り付けていかなければなりません。このような観点から、土地改良事業の推進についての市長の考えと、現在、市で取り組んでいる土地改良事業、及び今後の計画についてお伺いをい たしまして1 回目の質問を終わります。

【2 回目】

2 回目の質問を行います。

まず、選挙公約について、市長ビジョンについて①選挙戦と通して感じたことと、これからの抱負についてお伺いをいたしました。

今回の選挙戦、私もお手伝いをさせていただきましたが、特に選挙戦になってから、ムードが盛り上がり、勝利をすることができたように感じます。

何といっても市長の政策、ビジョンを訴えることができたことが勝因ではなかったかと思います。

市民の期待も大きいものがあると思いますので、選挙期間中に訴えてきたことを着実に実行していただきますようお願いを申し上げます。 私もこの選挙期間中多くの方との出会いがあり、貴重な経験をさせていただくことができました。この経験を、これからの議員活動にも生かしていきたいと考えております。

次に、市長公約の中の新市建設計画についてお伺いいたします。

先導的プロジェクトのまず第 1 位が南古河駅の設置であります。 新駅関連事業につきましては、先ほど市長からもご答弁をいただきま したが、平成 19 年10 月 1 日に当時の朋友会で川越線西大宮駅の設置についての市外視察研修をした報告書があります。 黒川代表から当時の針谷議長あてに提出をさせていただいたものでありますが、とても参考になりますのでご紹介をさせていただきます。

(資料参照)

私は、川越線の「西大宮駅」と南古河駅は、似ている点がかなりあると思っておりますので、ぜひ参考にしていただき市民の夢をかなえていただきますようにお願いを申し上げます。

②は筑西幹線道路の整備についてであります。

筑西幹線道路は、北関東自動車道と一体となって県西地域と県央地域を結び、人や物の交流を円滑にし、主要都市間の連携や企業立地の促進を図るうえで大きな役割を担う幹線道路であり、国・県・市が連携して事業を進めている道路であり、県西地域の骨格となる幹 線道路として位置付けられています。区間は筑西桜川IC~国道 4 号線まで、計画延長は 44㎞、車線数は完成時には 4 車線となっています。

このような事業も国県との連携がなければなかなか進まない事業であると考えますので、ぜひ国・県に働きをかけていただき、早期完成を目指していただきますようお願いを申し上げます。 次に高等教育機関の誘致についてでありますが、県立の中等教育学校が開校いたしましたが、これからの課題として新駅関連事業などの中で、私立の中高一貫校の誘致なども考えられるのではなかろうかと思っております。

古河駅東部土地区画整理事業についてでありますが、都市計画道路「西牛谷、辺見線」につきましては、県に早くお願いをしていただくこと。また、地権者との協議や市民のみなさんの声を十分に聴いていただき、早期完成を目指して推進していただきますようお願いを申し上げます。

次に、産業の振興について、今回は農業の振興についてお伺いをいたしました。市長は、古河市は農工商のバランス、歴史、文化を含めてこれほど魅力あるまちは少ない。もっとPRしなければならないと思う。とおっしゃっておりますので、古河市産の農産物のPRにも力を入れていただきたいと思います。ぜひ現場に足を運んでいただきまして、担い手が魅力を感じられる農業にしていただきたいと思います。それが、耕作放棄地の解消などにもつながりますので、そのような取り組みをお願いいたします。

次に、土地改良事業についてお伺いをいたしました。現在、取り組んでいる土地改良事業の詳細について答弁をいただきました。

私は、現在、土地改良事業に携わっておりますが、いつも感じるのは 大正末期から昭和初期にかけて水深が2mから3mもあった沼を干拓して、土地改良事業を行った当時の先人のご労苦には、いつも頭が下がる思いであります。大雨の時には、職員が泊まり込んで排水を しなければなりませんが、昨年 9 月の大雨の時には、針谷市長には選挙運動で忙しい中を、わざわざ現場に足を運んでいただきまして、職員を激励していただき、ありがとうございました。

土地改良事業は、単に農家のためだけではなく市民の安心安全を担っており、また、国土の保全のためにも役立っているということを広く知っていただかなければならないと思っております。 今般、老朽化している大山沼排水機場の更新工事をお願してあり ましたが、平成 30 年からになります。ということで県の方からお話をいただいておりましたが、針谷市長が県に出向いて挨拶をしてい ただきましたところ、1 年前倒しで、来年度から実施をしていただけることになりました。これがまさに県とのパイプではなかろうかと感じたところであります。

農業は、土から生まれ土にかえるということも言われており、経済効果だけでは、計り知れない面もたくさんありますので、広い視点からのご支援を賜りますようお願いいたします。

今回の一般質問から感じたことは針谷市長が長年にわたり議会議員を務めていたということもあり、議会と執行部の関係が並列対等であり、議員の声を市民の声として受け止めていただいているという感じが強くいたしました。議会も執行部も目指すところは同じであります。 これからも市民福祉向上のため、ともに研究研鑽をして 未来に誇れる古河市を作っていきたいと考えております。 もう 1 度市長のご所見をお伺いいたしまして、私の一般質問を終わります。

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